
何気なく見ている駅の案内サイン。出口までの案内サインの色に気づいてましたか⁉
そこには迷わないよう工夫がされていることを知ってました?
そうなんです。出口までの案内サインはほとんど黄色で統一されているんです。
どの駅もほぼ同じ色、同じ雰囲気で掲げられているため、私たちは無意識のうちにその方向へと向かうよう導かれているのです。あまりにも日常に溶け込んでいるため、出口までの案内サインが黄色で統一されていることに気づいていない場合もあるかと思います。
JIS(日本工業規格)で黄色は、「注意喚起」や「警告」を示す色として定義されています。危険を知らせる赤ほどの緊迫感はありませんが、視界の中で自然と目に留まりやすくため、駅の出口サインは黄色で統一されているのです。
人の流れが複雑に交差する駅では、利用者が迷うことなく出口へ向かえることが重要です。特に地下駅では外光が届かず、色のコントラストが案内の分かりやすさを左右します。黄色は暗い空間でも明るく浮かび上がり、遠くからでも認識しやすいことから、出口サインの背景色として最適なのです。
鉄道会社ごとにデザインは異なっても、出口サインの黄色は全国でほぼ共通しています。これは利用者にとって大きな安心材料ですね。初めて訪れる駅でも黄色を探せば出口が分かる。言語や路線の違いを超えて、色が“共通言語”として機能していますね。
色彩がユニバーサルデザインの一部として働いている好例だとも言えますね。
出口までの案内サインの色に気づいていなかった方も、いつの間にか迷わずに出口まで導かれていたんですね。出口へ向かう時にはちょっと色を気にしてみてください。